【DTM】プロの作曲家が選ぶ、おすすめファゴット・バスーン音源

こんにちは。

今回は、”ファゴット”と呼ばれたり、”バスーン”と呼ばれたり、言語によってたくさんの呼び方がある低音系の木管楽器の特集です。

この楽器は全然違う名前の楽器ですが、定義に微細な違いはありますが、基本はほぼ同じ楽器です。

一般的には少しマニアックな楽器ではありますが、単体の音源もたくさんリリースされているんです。

また、ファゴットもバンドルされているものもある木管楽器音源や、オーケストラ音源の特集も組んでいますので合わせてチェックしてみてくださいね。

主なファゴット音源一覧

音源名 メーカー リリース
SWAM Double Reeds audiomodeling
MICHELE FATTORI: SOLO BASSOON FLUFFY AUDIO 2019年9月
CHRIS HEIN WINDS 2.0 VOL4 - BASSOONS BEST SERVICE 2016年3月
VIENNA BASSOON ENSEMBLE VIENNA 2015年2月
VIENNA BASSOON 1 VIENNA 2015年2月
VIENNA BASSOON 2 VIENNA 2015年2月
VIENNA CONTRA BASSOON VIENNA 2015年2月

おすすめ音源

CHRIS HEIN WINDS 2.0 VOL4 - BASSOONS

いろんなファゴット専用音源を見てきましたが、個人的にはこのシリーズが一番気に入りました。

目の前に演奏家がいるようなリアルな音質はダントツですね。

音もドライな音で収録されているので、ファゴットソロでもアンサンブル、オーケストラの中でも存在感を示してくれるサウンドを作ることができます。

唯一残念なところは、Amazonなどで調べたところ、フルート、クラリネット、オーボエとバンドルとなっているようで、単体での扱いは見つかりませんでした。

ですがバンドルには、バスーンだけでも下記の3種類あるのですごく使い勝手は良いです。

  • Basson
  • Bassoon Barock
  • Contra Bassoon

バンドルは「CHRIS HEIN WINDS COMPLETE 2.0」という名称で、収録楽器などが違う”通常版”と”簡易版”があるので、予算に合わせて選んでくださいね。

デモ音源

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MICHELE FATTORI: SOLO BASSOON

これもとても抜けの良いファゴットのサウンドです。

イタリアのスタジオで著名なファゴット奏者を収録した意欲作です。

サンプル間の移り変わりをスムーズにするために、サンプルを分析してKONTAKTから適切なサンプルを呼び込む「ダイナミック・コントロール・エンジン」という技術が使われているので、とてもリアルな演奏をすることが可能です。

スタッカートもかなりアタックが強く、早いパッセージでも十分対応できるところがうれしいですね。

近・中・遠という3つのマイクポジションのバランスを変えることにより、ドライな音も出すことができるので、多彩なシチュエーションで対応可能です。

5,550サンプル、5.72GBという強烈な完成度を誇るファゴットサウンドをぜひ一度聴いてみてくださいね。

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VIENNA BASSOON ENSEMBLE

VIENNAのバスーン音源で、ウィーンフィルの有名な奏者が演奏し、音楽の都”ウィーン”の響きを再現したとても貴重な音源です。

アンビエントをふんだんに含んだサウンドは、オーケストラとの相性が抜群に良いですね。

特にソロの種類が豊富で、同じ楽器が2種類あるので掛け合いとかもできるのがうれしいですね。

また、音源としてはかなり珍しい、コントラバスーンがるところも貴重です。

VIENNAシリーズは下記の4つもリリースされていますよ。

  • VIENNA BASSOON ENSEMBLE
  • VIENNA BASSOON 1
  • VIENNA BASSOON 2
  • VIENNA CONTRA BASSOON

ものすごく細かく繊細なサウンドを作りたい時には最強のラインナップとなっています。

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VIENNA BASSOON ENSEMBLE

VIENNA BASSOON 1

VIENNA BASSOON 2

VIENNA CONTRA BASSOON

SWAM Double Reeds

この音源は、膨大なサンプルを組み合わせて作っているのではなく、物理モデリングによってデザインされているので、サンプルバック音源では表現できない美しく滑らかなファゴットの響きを表現してくれています。

もちろん早いパッセージにも対応できるのでmidiコントローラーとの相性も抜群で、リアルタイムでの演奏も本物さながらのサウンドを作り出すことができます。

EWIなどを使って演奏したいときは、この音源をオススメしますよ。

また、この音源はバンドルとなっており、下記の4つが収録されています。

  • Oboe
  • English Horn
  • Bassoon
  • Contrabassoon

リアルタイム派にはおすすめの音源です。

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まとめ

ファゴット単体の音源だけでもこんなにあるんですね。

また、ファゴットもバンドルされているものもある木管楽器音源や、オーケストラ音源の特集も組んでいますので、下記で合わせてチェックしてみてくださいね。