【DTM】プロの作曲家が選ぶ!おすすめドラム音源

こんにちは。

ドラム音源って、知り合い間で良いと言われているものでも、使ってみると思ったほど満足できなかったり、理想のサウンドになかなか近づけないものが意外に多いです。

今回は、日本だけでなく世界に目を向けてたくさんのメーカーからすばらしい音源をさがしてみました。

すると、、、こんなにもクオリティの高い音源があることにビックリしました。

また、良いドラム音源を選ぶコツも紹介していますのでぜひ目を通してみてくださいね。

プロ直伝!良いドラム音源を見つける方法

生ドラムと同じレベルの作こみができるか

実際の生で録ったドラムと、同じよづなサウンド作りができるかどうかはとても重要です。

なぜなら、もしスタジオのミキサーと同じように同じエディットができるなら、もうわざわざドラマーを呼んでレコーディングする必要がないからですね。

あなたの楽曲制作において最高の相棒となってくれるDTM音源をみつけましょう!

■超細かなエディットができるおすすめ音源

MODO DRUM

Addictive Drums 2

Superior Drummer 3

サポート機能が豊富な音源を選ぶ

近年のドラムには、サポート機能がたくさんついています。

その中でも特にすごいのが、ドラムパターンを選択したら、それがmidiデータとしてDAWに貼り付けられる機能などです。

そんな超便利な機能がある音源は、特に初心者から中級者には最高のサポート機能となっています。

■サポート機能が充実したおすすめ音源

EZ Drummer 2

VIRTUAL DRUMMERシリーズ

拡張性の高い音源を選ぶ

最近のドラムセットは、たくさんのプリセットが入っていて、一つの音源を購入すればポップスやロックやジャズなど、さまざまなジャンルの音楽をカバーすることができます。

ですが、ゴリゴリなメタル系やビンテージドラム系やパーカッション系、また本格ジャジーサウンドなど、特殊な音楽まではカバーしきれないものは多いです。

なので、後から音を追加できる拡張音源が揃っているドラム音源を購入すれば、現在使っている音源のままマニアックなジャンルをカバーできるようになります。

イザという時、使い慣れていない別のドラム音源を買わないといけなくなったなんてイヤですよね。

■拡張性の高いおすすめ音源

BFD3

EZ Drummer 2

Superior Drummer 3

おすすめ!ドラム音源

音源名 メーカー リリース
ドラムキットシミュレート
MODO DRUM IK Multimedia 2020年7月
Addictive Drums 2 XLN AUDIO
Superior Drummer 3 TOON TRACK 2017年9月
EZ Drummer 2 TOON TRACK
EZX 追加音源シリーズ TOON TRACK 2016年10月
BFD3 FXpansion
Steven Slate Drums(SSD5) Steven Slate Drums
HANS ZIMMER DRUMS SPITFIRE AUDIO 2015年10月
VIRTUAL DRUMMERシリーズ UJAM
DrumTasteJazz Acoustic Samples
MARCHIN Acoustic Samples
SmallDrumKits Acoustic Samples
UrbanDrums
Battery 4 Native Instruments
エレクトロ系
PUNCHBOX /BASS DRUM SYNTHESIZER D16 Group 2017年2月
BEATMAKER - VOID UJAM 2020年2月
ELECTRO-ACOUSTIC SONICCOUTURE 2019年5月
CHILLSTEP /ELASTIK UEBERSCHALL 2017年5月

おすすめ音源 詳細

MODO DRUM

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量
この音源のスゴさ

この音源は、ドラムの鳴り方を解析し”物理モデリング”されたドラム音源です。

今までのサンプル読み込み型の音源ではなく、本物のドラムと同じように音の鳴り方をシミュレートしているので、微妙なニュアンスや細かなカスタマイズができるすさまじい音源となっています。

ドラムのキックペダルのヘッド材質や、スネアはどの辺りを叩くかなど、まるでドラマーと音作りについて打ち合わせをしているレベルです。

つまり、パソコンの中に本物のドラムが入ったのと同じということですね!

リアルさとカスタマイズ性のどちらも兼ねそろえたMODO DRUMは、数年後にはドラム音限界の主流になるのではないかと思えるくらい革新的なドラム音源です。

ぜひデモ音源だけでも聴いてみてくださいね。

ちょっとした感動があると思います。

デモ音源

公式サイト

価格をチェック

Addictive Drums 2

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量
この音源のスゴさ

Addictive Drums 2は、生々しさだけを見れば最高峰に立つドラム音源です。

特にスネアの音が秀逸で、いろんな楽曲で「あっ、Addictive Drums 2の音だっ!」ってわかるほどのクオリティを誇ります。

また、それだけたくさんの人が使っているんだなって思います。

どれだけリアルかというと、以前に一度「これは生演奏?打ち込み?」って問題を出されて、私が「多分生演奏じゃない?」と答えてしまったほどです。

それ以来、即購入し、ずっと私のメインドラムの位置をキープしています。

先日、物理モデリングの「MODO DRUM」がリリースされましたが、カスタマイズ性の「MODO DRUM」、リアルさの「Addictive Drums 2」と使い分けています。

Addictive Drums 2は、クオリティの割りに値段もそこまで高価ではないので、十分に費用対効果もあると思います。

もし迷ったら「Addictive Drums 2」の方をおすすめしますよ。

デモ音源ではぜひグルーブがあふれ出るスネアサウンドを聴いてみてくださいね。

デモ音源

公式サイト

価格をチェック

Superior Drummer 3

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量 235GB
この音源のスゴさ

「Superior Drummer」が大幅に収録数を増加し、バージョン3となって再登場しました。

世界的に人気のあるドラム音源で、ドラムキットのパーツを個別で変更できたり、最大11チャンネルのミキサー機能や、35種類のエフェクト、オーディオからmidiへの変換機能など、ドラムに関するエディットが全てこのソフト上で完結してしまうほどの詳細な機能が魅力です。

容量が235Gという超大容量がそのすごさを物語っていますよね。

また、この音源には様々なドラムパターンが用意されているので、ドラムの打ち込みが苦手という人にとってはとても助かりますよ。

その分多少価格は高いですが、ドラムの名手が仲間になって自分の楽曲を演奏してくれると考えれば決してコスパは悪くありません。

ものすごく便利なのでぜひ一度使ってみてくださいね。

デモ音源

サウンドハウス

価格をチェック

EZ Drummer 2

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量
この音源のスゴさ

ドラムの打ち込みのやりやすさを突き詰めた音源です。

例えば、midiファイルをインポートしてイメージに近いmidiグルーブを検索したり、1つのドラムパターンから1曲分のドラムトラックを作ってくれたり、大まかなドラムトラックを作るスピードは最高峰ではないかと思います。

そこから細かなエディットをしていくイメージですね。

この機能でドラムアレンジを勉強できるという声も多いので、作曲初心者の方や、ドラムだけ実は良くわからないという方には最高の音源となっています。

もちろん、音自体も十分使える音になっていますよ。

ドラムのうまい友達ができたような感覚になれるので、初めてのドラム音源としたら十分おすすめできます。

また、たくさんのドラムサウンドを追加できる拡張音源もリリースされているので、EZ Drummer 2は様々なサウンドを奏でることができるところもまた魅力です。

一点朗報なのですが、現在は『EZ DRUMMER 2』に加え、拡張音源『EZX』とのバンドルセットもリーズナブルな価格でゲットできるので、ぜひ検討してみてくださいね。

価格をチェック

『EZ DRUMMER 2』と拡張音源『EZX』のバンドルセット

BFD3

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量
この音源のスゴさ

リアルさを徹底的に追求したドラム音源です。

この音源の特徴は、ものすごい数の追加音源で、探してみただけでもざっと30種類!?もありました。

この追加音源の”エクスパンションパック”を購入すれば、”和太鼓系””レトロサウンド系””ブラック系””ロンドンセッション系””アメリカンスタイル系”といった様々なサウンドを追加できます。

BFD3のエディットは多少玄人向けの機能が多いので、もしBFD3を使いこなせるようになれば一生のドラム音源になる可能性を秘めています。

つまり、腹をすえてBFD3を使い続ければ恩恵が多いというドラム音源となっていますよ。

デモ音源

公式サイト

価格をチェック

Steven Slate Drums(SSD5)

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量
この音源のスゴさ

日本ではあまり使っている人がいないこの音源は、何と言っても抜群のコスパが魅力です。

軒並み高額なドラム音源の中では、とても安定したサウンドなのに、よくセールなどをやっているので、とてもリーズナブルに手に入れることが可能です。

また、サウンド自体はやや激しくタイトなので、ロックやメタルにはとても合いそうです。

しかも、音自体も特にエディットする必要が無いほど完成されているのでとてもラクですよ。

もし、リーズナブルな即戦力ロックドラムを探している人にはおすすめです。

デモ音源

公式サイト

価格をチェック

HANS ZIMMER DRUMS

おすすめ度 ★★★★★
値段 35,000円前後
容量 25.7GB
この音源のスゴさ

オスカー賞を受賞をしたこともある著名な作曲家、「ハンス・ジマー」の名を冠した音源がリリースされました。

ドラマー「ジェイソン・ボーナム」が演奏する壮大すぎるその音像は、まさに映画とも思えるすばらしいサウンドです。

ゆったりした8ビートって、打ち込みではその雰囲気を出すことは至難の業ですが、この音源はいとも簡単にやってのけます。

映画音楽のドラムキットってオーケストラの壮大さにジャストフィットしているのですが、こういったサウンドが必要なんだと理解できました。

もしハンス・ジマーサウンドが好きな人は、ぜひこの音源を手に入れて欲しいです!

もちろん僕も映画・アニメ作品でガンガン使っていく予定ですよ。

もう、、、ドラムレコーディングは必要ないかもしれません。

日本ではほぼ使われていないので、映画音楽をやっている人なら、他に差をつけるチャンスですよ。

デモ音源/価格をチェック

公式サイト

DrumTasteJazz

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量
この音源のスゴさ

とても珍しいジャズ専門のドラムキットです。

やはりジャズとくれば、特有の少し枯れた雰囲気のあるサウンドがたまりませんよね。

そんな絶妙な雰囲気を完全再現してくれています。

グルーブ感もジャズにジャストフィットしているので、さすがは専用音源、、、と納得のクオリティです。

ジャズ系が好きな方は、ぜひおすすめしたい音源です。

デモ音源

公式サイト

価格をチェック

VIRTUAL DRUMMERシリーズ

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量
この音源のスゴさ

ドラムの打ち込みが苦手な人には最適の音源です。

なんと、この音源にたくさん収録されているドラムパターンは、ドラッグするとDAWのトラックに簡単にmidiデータとして作成することができます。

オーディオループ素材の手軽さと、midiのエディットのしやすさを同時に叶えてくれる夢のようなドラム音源です。

つまり、ループ素材を、バスドラだけ別の音にしたり、それぞれの音に対して細かくエフェクトをかけたりといったようなエディットを行えるということですね。

現在は、ジャンルによって3つの種類がリリースされていますよ。

  • VIRTUAL DRUMME SOLID2
  • VIRTUAL DRUMME HEAVEY2
  • VIRTUAL DRUMME PHAT2

日本ではまだほとんど使っている人がいないので、この手軽さを知ったらもうドラムの打ち込みは明日からマスターレベルになれるかもしれません。

そんな可能性を持ったすばらしい音源であるというだけでなく、それぞれの音源はとてもリーズナブルなのでぜひ一度使ってみてくださいね。

デモ音源

公式サイト

価格をチェック

PUNCHBOX / BASS DRUM SYNTHESIZER

おすすめ度 ★★★★★
値段
容量
この音源のスゴさ

「最高のキックサウンド」のためにつくられた、めずらしいバスドラ専用のドラム音源です。

強く、抜け良く、そしてアツいバスドラは、800プリセット、1100サンプルも用意されているので、最高のドラムトラック作りにとても役立ってくれます。

また、最高の掛かり具合になるように開発されたエフェクトトラックもとても優秀で、もとに入っている音源を簡単に次のステージへ上げることができますよ。

バスドラの音作りで悩んでいる人は、ぜひこの直感的なサウンド作りを体験してみてくださいね。

デモ音源/価格をチェック

公式サイト

まとめ

いかがでしたでしょうか?

全世界には最高のドラム音源がこんなにもたくさんあります。

このサイトから最高の音源がみつかることを願いします!

また、ドラムだけでなく、各楽器についてのおすすめ音源を多数リサーチしていますので、もしよかったら他の楽器でもお気に入りを探してみてくださいね。

バンド系のサウンドは、下記でも特集していますよ。