【2024年最新】木管楽器・ウッドウィンドセクションのおすすめ音源

フルート、クラリネット、オーボエといった木管楽器をバンドルした音源をレビューしたいと思います。

やや数は少ないですが、いくつかとても優秀な音源を見つけました。

ぜひお役に立ててくださいね。

また、ストリングスやブラスなどオーケストラ楽器全般が入っているマルチ音源は、下記にて特集しています。

主な木管楽器音源一覧

音源名 メーカー 価格帯 リリース
Berlin Woodwinds Orchestraltools 75000
QL Hollywood Orchestral Woodwinds East West
CHRIS HEIN WINDS COMPLETE 2.0 BEST SERVICE 44066 2016年3月
CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETE BEST SERVICE 71676 2014年9月
SPITFIRE SYMPHONIC WOODWINDS SPITFIRE AUDIO 70433 2016年12月
CineWinds COMPLETE Bundle cinesamples 75000
HOLLYWOODWINDS cinesamples 30800 2010年9月
PROSONUS ORCHESTRAL WOODWINDS BIG FISH AUDIO 5885 2010年1月
WIVI WOODWINDS & SAXOPHONES WALLANDER 38940 2010年2月

おすすめ音源

Berlin Woodwinds

日本では全然知名度は無いですが、、、クオリティは抜群です。

まるでオーケストラがそこにいるよな空間を感じることができるアンビエンス感がたまらないだけでなく、多彩なアーティキュレーションでまるで本物と見分けがつかないほどのサウンドを作り出すことができます。

特にソロフルートは、演奏者が指を動かして吹いている姿が見えるほど美しすぎますね。

デモを聴けば、誰もがこのクオリティに驚くと思います。

ただ値段が、、、めちゃ高いですが、この音を手に入れれると思えばってところですね。

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公式ページ

QL Hollywood Orchestral Woodwinds


映画音楽に携わったエンジニアとプロデューサーによって出来上がった最高クオリティの音源で、壮大な映像音楽やゲームなどで抜群の相性を発揮します。

自分が愛用している最高の木管楽器音源です。

特にフルート系のアンビエンスの美しさと演奏表現の幅の広さ、そしてフルオケでも埋もれない音の太さが魅力です。

オーボエの切ない音色や、バズーンの重さも良い感じです。

一番最高だと思うのは、ロングトーンでもモジュレーションを上げていくと弱く吹いた音から強く吹いた音へとシームレスにサンプルが切り替わるので、抑揚のつけ方がとてもナチュラルなところがすばらしいですね。

ピッコロ、フルート、アルトフルート、オーボエ、クラリネット、Ebクラリネット、バスクラリネット、コンバスクラリネット、イングリッシュホルン、バズーン、コントラバズーンと多彩な楽器が収録されているので、大規模オーケストラの表現もカンペキです。

デモ音源

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SPITFIRE SYMPHONIC WOODWINDS

オーケストラ音源としては圧倒的なクオリティを誇るSpitfireAudioの木管楽器音源は、予想にたがわぬ音を聞かせてくれました。

本作は、ロンドンの世界的クオリティを誇る「AIR STUDIO」で収録された最強クラスの木管楽器音源です。

公式にあるデモ音源の「A Waltz Between The Reeds」は、本当に打ち込みなの!?と耳を疑うほどの圧巻のクオリティです。

収録楽器はピッコロ、フルート、アルトフルート、バスフルート、オーボエ、クラリネット、バスクラ、コンバスクラ、バズーン、コントラバズーンとオーケストラで必要な楽器は全て収録されているだけでなく、それぞれソロとセクションの2種類が用意されているのでディビジに応用できるのでカンペキですね。

もちろんマイクポジションは、近・中・遠の3種類あるのでミックスもしやすいですよ。

オーケストラ系の音楽で感動を伝えるためには、もうSpitfireシリーズしかないと言っても過言ではありません。

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CineWinds COMPLETE Bundle

この音源は、音そのものがとても美しく、アンサンブルの一体化を感じられるかなり優秀な音源です。

ぜひ上記の各楽器の紹介は聞いてほしいですね。

特に音の入りが気持ちよくて、演奏者が一呼吸入れてから音を吹き出すイメージがしっかりとレコーディングされているところはワクワクしましたね。

また、ロングトーンの中でも、強く吹いた音と弱く吹いた音をクロスフェードで切り替えることができるので、より演奏者の気持ちのダイナミクスを表現できるようになっています。

早いパッセージも対応できるので対応ジャンルも広そうですね!

アンビエンスも十分に収録されているので、各楽器間の空気感も感じられ、映画音楽や壮大なゲームなどでは圧倒的な力を発揮してくれることでしょう。

今回紹介している「CineWinds COMPLETE Bundle」は、木管楽器音源の3つをまとめたバンドル音源です。

  • CineWinds CORE
  • CineWinds PRO
  • CineWinds Monster Low Winds

もちろんこれらば、それぞれ単発で購入することも可能です。

アルトフルート、バスフルート、イングリッシュホルン、クラリネット、バスクラリネット、コントラクラリネット、バスーンといった本格オーケストラ音源だけでなく、ドゥドゥク、アイリッシュフルート、リコーダーといったエスニック音源も多数収録されているところが嬉しいですね!

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各公式サイトにて

CHRIS HEIN WINDS COMPLETE 2.0

この音源のほかと違うところは、収録された音がかなりドライなところです。

なので、どちらかと言えば小編成なアンサンブル向けに作られた音源なので、他の壮大なフルオーケストラ音源が多い中、異彩を放ってくれていますね!

室内楽を作りたい人にはたまらない音源かもしれません。

また、独自の機能「ノートヘッド・デザイナー」によって、サステインとスタッカート系の音色を足すことによって自然なアタック感を作り出してくれています。

たくさんのテクニックが詰まった、かなり個性的な音源ですね。

また、奏法を限定した廉価版「BEST SERVICE CHRIS HEIN WINDS COMPACT 」もあるので、予算が無い方はこちらも考慮に入れてみてくださいね。

デモ音源

SONICWIRE

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CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETE

木管楽器のアンサンブルというと、ほとんどが大規模なオーケストラ向けという印象がありますが、この音源は小規模なアンサンブル向けに作られています。

なので、サックス系もたくさん入っていますよ。

ドライな音色は、ジャズなどの少人数編成の楽曲などに合いそうですね。

かなり特殊なコンセプトで作られているので、1つはほしいところです。

また、本作は木管のみでなく、金管もバンドルされています。

ホーンセクションのマルチ音源ですね。

デモ音源

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

近年はこんなにも音源のクオリティがあがってきています。

また、木管楽器音源以外にも、楽器ごとのおすすめ音源をまとめてみました。

もしよろければこちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

さらに、各オーケストラ楽器別のおすすめも作成しています。