【DTM】ソロチェロ音源 音源はここまで進化しました

チェロの音色って、優しくもあり、荒々しくもありとても良いですよね。

今回は、まるでプロのチェリストをあなたの楽曲に登場させることができる音源を紹介したいと思います。

弦楽器のソロパートがあると楽曲幅が大きく広げることができますね!

また、チェロ以外の弦楽器ソロの音源も特集しているので、気になったものがあったらぜひチェックしてみてくださいね。

おすすめソロチェロ音源一覧

音源名 メーカー リリース日
CHRIS HEIN SOLO CELLO EXTENDED BEST SERVICE 2016年12月
SPITFIRE SOLO CELLO SPITFIRE AUDIO 2018年6月
ALTERNATIVE SOLO STRINGS SPITFIRE AUDIO 2018年6月
BLAKUS CELLO EMBERTONE 2016年6月
VIENNA SOLO CELLO 2 VIENNA 2016年11月
Trio Broz:Solo Cello FLUFFY AUDIO 2017年3月
Tina Guo Cine samples
SWAM Cello Audio Modeling
Emotional Cello BEST SERVICE 2015年9月
Hollywood solo chello EastWest
Soloists NOCTURNE CELLO Orchestraltools

おすすめ ソロチェロ音源

CHRIS HEIN SOLO CELLO EXTENDED


ソロ弦楽器界では、群を抜いた表現力を誇るクリスハインのソロチェロ音源です。

「ノートヘッド・デザイナー」によって、サステイン時のアタック音にオートでスタッカート系の音が追加され、曲に合わせて最適なアタック感を創出してくれるので、圧倒的にナチュラルな生演奏感を演出してくれます。

また、半音~1オクターブにわたる上下方向のレガートも収録されており、人工的に作り出されたレガートと組み合わせて発音されるので、とても美しく音のつなげることができます。

上の動画では、知らずに聴くと生演奏と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

さすがはクリスハインといったところですね。

価格をチェック

Tina Guo


Tina Guoの演奏をサンプリングし、音源化した贅沢な音源がリリースされました。

はやり一流演奏家の音はすばらしいですね。

この音源ですばらしいと思ったのはロングトーンです。

デモ音源「Seamles Legato Demo」では、演奏者がボウを弾いている姿が見えるほど、美しいレガート演奏を聴くことができます。

しかも美しいだけでなく、聴く人を圧倒する力強いアタックのボウイング演奏もできるので、ロングトーンではトップかもしれません。

また、デモ音源「Behind a Mask Mvt. 1」での早いパッセージはド肝を抜かれました。本当に打ち込み!?と思う人も多いと思います。

3オクターブとややレンジは狭いですが、ゆったりとした映画音楽系楽曲のチェロソロなら、この音源が最高にオススメです。

デモ音源/価格をチェック

公式ページ

Trio Broz:Solo Cello

抜群のチェロの質感を持つ音源がリリースされました。

close、mid、farの3種類で録音された音でアンビエンス感も良いですね。

長めの音には3段階のダイナミックレイヤー、短い音には4つのラウンドロビンが使われていたり、滑らかにつながるプログラムがあったり、ナチュラルに聴こえる工夫がたくさん施されています。

どちらかと言えば、早いパッセージよりは流れるようなチェロソロに向いているように思います。

クラシックや映画音楽に最適なシックな音質がとても気に入りました。

デモ音源/価格をチェック

SPITFIRE SOLO CELLO

あの究極のオーケストラ音源を作ったSpitfire Audioが、Richard Harwood氏の演奏する音をAIR Studiosで録音し、製作したチェロ音源です。

個人的な印象ですが、ロングトーンよりも圧倒的にスピッカートのような短い音の方が生々しく、演奏者の姿が見えるほどになっています。

特にデモ曲「SOLO CELLO TOTAL PERFORMANCE」の中のスタッカーとは絶妙の質感です。

用途しては、クラシック中心ですが、このアタック感なら十分ジャズにもカッコよく対応できそうです。

デモ音源/価格をチェック

BLAKUS CELLO

デモ動画のように、かなり演奏感はよさそうです。

低音にやや迫力が足りないか、、、という印象はありますが、その分高い音のクオリティはとても高いですね。

4オクターブ入っているので、まさにソロ用音源といったように感じます。

なので低音は他の音源と組み合わせてみればなかなか面白い使い方ができるかもしれません。

価格をチェック

公式ページ

Emotional Cello


文字通り「Emotional」なチェロ音源が登場しました。

多彩なアタックの雰囲気やポルタメントレガートはかなりナチュラルな表現ができます。

打ち込みの鬼門となる8分系の続くフレーズでは、やや苦戦はしているものの、チェロ楽器としてはなかなかのクオリティではないかと思います。

十分チェロソロ曲として成り立つほどの演奏感を保っています。

価格をチェック

公式ページ

VIENNA SOLO CELLO 2

やはり、VIENNAのクオリティは高いですね。

上記の動画デモではしっとりとした楽曲ですが、VIENNAらしい華やかな音を出すことも可能です。

歯切れの良いスタッカートと、アツいアタック感はすばらしいですね。

近年リリースされた音源に比べると、やや滑らかさは劣るものの、全体的な質感は間違いないクオリティを誇っています。

価格をチェック

公式ページ

まとめ

意外にも、ソロのチェロ音源はたくさんありましたね。

現代において音源は、どんな楽器でも探せば見つかりそうですね!

また、チェロのソロ音源以外にも、弦楽器ソロ音源はたくさんあるので、もしよかったから下記も併せてチェックしてみてくださいね。

さらに、さまざまな楽器別の最新音源リストも作成していますので、こちらも使ってみてくださいね。