実はあまり知られていないのですが、ヴィオラにもソロ音源がたくさんあるんです。
今回は、ソロヴィオラ音源のレビューをしていきたいと思います。
もちろんヴィオラだけでなく、弦楽器それぞれでソロが作られているので、もしよかったらあわせてチェックしてみてくださいね。
おすすめソロビオラ音源一覧
音源名 | メーカー | リリース日 | |
FISCHER VIOLA | EMBERTONE | 2016年6月 | |
Trio Broz:Solo Viola | FLUFFY AUDIO | 2017年3月 | |
CHRIS HEIN SOLO VIOLA | BEST SERVICE | 2016年11月 | 20064 |
SWAM Viola | Audio Modeling | ||
ALTERNATIVE SOLO STRINGS | SPITFIRE AUDIO | 2018年2月 | |
VIENNA SOLO STRINGS 1 | VIENNA | 2012年8月 |
おすすめ ソロヴィオラ音源
CHRIS HEIN SOLO VIOLA
ソロのヴィオラでも、これほどすばらしい音源が出ているんですね。
ヴァイオリンよりも温かく重厚な音色は、DTMではほぼ聴いたことがないようなサウンドを作ることができると思います。
この帯域って、ドリアンスケールのエスニックな雰囲気にもとても合うので、マニアックながらもとても使い勝手が良さそうですね!
また、この音源の特徴は、「ノートヘッド・デザイナー」という機能があって、スタッカート系の音色とサステイン系の音色を自動で混ぜ合わせることによって、最適でナチュラルなアタック感を作ってくれます。
半音~1オクターブのレガートサンプルもものすごくたくさん収録されていて、人工的なレガートと組み合わせて発音されるので、とてもナチュラルな演奏をすることができるようになっています。
予算に余裕があれば、、、これは買いですね。
価格をチェック
FISCHER VIOLA
こちらも貴重なヴィオラ音源です。
「CHRIS HEIN SOLO VIOLA EXTENDED」に比べるとややハイが強調されたような音色が気になりますが、繊細な雰囲気が良いという人もおり、これは好みの問題かなって思います。
KONTAKT 5 PLAYERで動作してくれるところはうれしいですね。
デモ音源/価格をチェック
Trio Broz:Solo Viola
質感はヴィオラ音源の中では一番良いかもしれません。
温かみや深みのある音色は、3つのマイクポジションで収録されているので、距離感を調整できるところが良いですね。
やや深めのアンビエンスに合いそうな音です。
長めのアーティキュレーションに3段階のダイナミックレイヤーや、短いアーティキュレーションには4つのラウンドロビンが使われているなど、かなり細かく作りこまれている良音源です。
価格をチェック
SWAM Viola
これはとても使いやすそうな音源と思います。
短いパッセージが得意そうで、縦のラインも微超製の必要なくキレイにそろってそうなので、幅広い音楽に対応できそうです。
また、中低音以下の帯域にかなりザラっとしたクセがあるのですが、これがまたカッコ良くとても太い音色となっているので、楽曲の中でも抜群に存在感を演出してくれそうです。
抜け良く、ドライで扱いやすい音源を捜している方にはオススメです。
デモ音源/価格をチェック
ALTERNATIVE SOLO STRINGS
こちらはソロヴィオラ音源ではなく、ヴァイオリンやチェロ、コンバスまで入ったマルチ音源となっています。
コレ1つ買えば弦楽4重奏が作れてしまうところはありがたいですね。
質感は、さすがSpitfireと言えるもので、ゴリっとしたアタック感を打ち込みで表現してくれているところが高評価です。
ですが、デモ音源がちょっとこの音源の良さがストレートにわかりやすいものがなかったので、そこだけは残念でした。
デモ音源/価格をチェック
- 公式ページ
VIENNA SOLO STRINGS 1
こちらも、ソロヴィオラのみではなく、アンサンブルのマルチ音源となっています。
VIENNAらしい華やかな音色となっていますが、やはり技術が進んだ最近リリースされた音源に比べると多少打ち込み色は感じるかなという印象です。
ですが、ここまでアツい演奏ができるライブラリはあまりないので、他の音源と組み合わせると面白い音楽が作れそうですね!
デモ音源/価格をチェック
- 公式ページ
まとめ
もちろんヴィオラだけでなく、弦楽器それぞれでソロが作られているので、もしよかったらあわせてチェックしてみてくださいね。
さらに、さまざまな楽器別の最新音源リストも作成していますので、こちらも使ってみてくださいね。