こんにちは。
SAKURAIです。
今回は、DTMの初心者の方に、DTMをわかりやすく説明し、実際に開始するまでどんなことをすればよいのかを解説したいと思います。
これを読めば、どんな方でもDTMを始めることができますよ。
DTMとは?
ではまず、DTMの基礎的な知識をカンタンにまとめたいと思います。
DTMとは「DeskTop Muisc」の略で、日本語に直すと「机の上で行う音楽」という意味です。
実際にその通りで、自分の部屋で手軽に音楽活動ができるので、好きな時に作曲ができて、好きな時にミックスや音楽編集を楽しむことができます。
また、個人のレベルにすごく差があることも特徴で、気軽にラフに楽しむこともいれば、市販CD等と同じクオリティの楽曲がつくれる人もたくさんいたりします。
もう、プロもアマチュアも使う機材に関しては差がなくなってきているからですね。
本当に今は良い時代になったなと思います。
DTMには、DAWやmidiといった似たような言葉があるので、もしわからない方は下記の方から先に確認しておいてくださいね。
DTMの良いところ
楽器が弾けなくても作曲ができる
作曲って、世間では「難しそう」とか「楽器が弾けないとできない」というイメージがすごく多いと思います。
実際、こんなアンケートがあります。
作曲って難しいと思いますか?
- 94% はい
- 6% いいえ
ほとんどの人が難しいと思っていますね笑
ですが、DTMを使ってマウスで音符をメチャクチャに入力してみてください。
コンピューターは、そのメチャクチャな音符を100%忠実に再現してくれます。
これって、楽器が超得意な友達に楽譜を渡して演奏してもらったのと同じですよね笑
つまりDTMとは、「楽器ができるパートナー」ができるということなんです。
DTMでは「楽器が弾けなくても作曲ができる」と言われるというのはこういう理由からなんですね。
新しい音楽を作り出すことができる
DTMは、歴史を変えると言われています。
なぜなら、今まで演奏家が絶対弾けなかったような楽譜でも、DTMは忠実に演奏してくれます。
なので、今までに無い音楽をあなたが作り出せる可能性があるということなんです。
あなたのDTMでできた音楽が歴史を変えてしまうかも知れませんよ。
楽器の練習に最適
DTMは、作曲やミックスだけでなく、楽器の練習にもとても便利です。
例えば、あなたはバンドでギター担当だったとします。
普通は、バンドでする楽曲を練習したい時、CDやmp3やスマホなどで楽曲を鳴らして、それに合わせて演奏して練習しますよね。
ですがその音源には、元々のギターが入っていると思います。
そんな時、DTMでその楽曲の音符をすべて入力すると(もしくは市販のmidi音源を買うと)、ギターだけ、ベースだけ、全てのパートを個別で鳴らすことができます。
そうなると逆に、全部鳴らしてギターだけ抜くといった使い方もできますよね!
ギターがない「マイナスワン」の楽曲データができるわけなんです。
マイナスワンで練習すると、効率はとても高くなりますよね!
しかも、自分の演奏を録音してチェックすることもできますよ。
カラオケなんてまさにこれで、楽曲からボーカルパートだけを抜いた「マイナスワン」音源ですね。
DTMをするために必要な機材
では次に、こんな便利で楽しそうなDTMを始めるには、どんな機材が必要かをまとめていきいと思います。
また、それぞれの機材の入門機を買うとした場合の大体の予算の目安も書いているので合わせて見ておいてくださいね!
パソコン
まずは、パソコンが必要になります。
スマホでもできなくはありませんが、かなり操作はしづらいので、基本はデスクトップパソコンか、ノートパソコンのどちらかで制作することをおすすめします。
デスクトップかノートのどちらが良いかは、それぞれメリットとデメリットがあるので、あなたの環境と求めるDTMライフに合う方を選んでくださいね!
ノートPCとデスクトップPCは、どちらがDTMに適しているの?
それ以外にも、wondowsとmacは、どちらが良いかと言う問題があります。
こちらもメリットとデメリット両方あるので最初に決めておいてくださいね。
そしてまだあります笑
DTMを快適に使うには、どのくらいのパソコンスペックが必要か気になるところですよね。
20年作曲をしてきた私の所感をまとめたものがあるので、もしよかったら下記も参考にして見てくださいね。
ざっくりとした予算 | 10万~ |
DAW
DTMをするには、パソコンで音符を入力したり音を編集したりするソフトが必要となります。
これが「DAW(Digital Audio Workstation)」と呼ばれます。
読み方は、「ダウ」や「ディーエーダブル」などさまざまな呼び方で呼ばれていますが、私のいるプロの現場では、ほぼ「ダウ」と呼ばれています。
このDAWを使えば、作曲・ミックス・レコーディング・楽器の練習など、DTMの全てができるようになります。
ざっくりとした予算 | 0円~(フリーソフトなら) |
音源
DAWがあっても、実際に音を鳴らす装置がなければ何の音も鳴りません。
「音源」を鳴らすことによって初めて楽曲ができあがります。
DAWを買えば基本的な音源はついてくるので、初心者の方はこれだけで十分楽曲製作ができるので安心してくださいね。
(ボカロ楽曲を作りたいときは、ボカロ音源は別途購入する必要があります。)
また、相当クオリティの高い作品をつくろうとしたら、「VSTインスツルメント」に代表される追加プラグインと言う形で音源を追加していきます。
物理モデリング音源や、サンプリング音源というたくさんの種類がありますが、ここは少しややこしいので、今回は触れないでおきますね。
DAWをなえつけ音源でもしばらくは十分です。
ざっくりとした予算 | 0円~(上限は何10万円) |
オーディオインターフェース
意外にみんな必要かどうかわからないと思っているのが、オーディオインターフェースです。
ステレオミニピンのヘッドホンをパソコンにつなげば音がでるので、一応無くてもいけますが、DAWがかなり重くなったりするのであまりおすすめはできません。
一度、オーディオインターフェース無しでDAWを使ってみて、もし快適でなかったら買ってみるというのでも良いかもしれませんね。
オーディオインターフェースの役割と威力を下記でまとめていますので、まだ役割がハッキリわかっていない人は、ぜひ確認しておいてくださいね!
ざっくりとした予算 | 10,000円~ |
出力機器
自分の楽曲は、できれば良い音でモニタしたいですよね。
自分の入力した音データを確認するには、ヘッドホンかモニタスピーカーのどちらかが必要になります。
先述のとおり、ヘッドホンならパソコンに直接つなぐことができますがあまりおすすめできません。
モニタスピーカーはオーディオインターフェース経由でないと接続できないものが多いので、このことからも、オーディオインターフェースはあった方が良いです。
オーディオインターフェースを買ったら、安くても良いのでモニタスピーカーを買っておくと、自分の楽曲のアラが良く見えるようになるので、クオリティもドンドン上がっていきますよ。
しかも、、、テンションも上がります笑
初心者用のおすすめモニタスピーカーを下記にまとめていますので、ぜひ一緒に見ておいてくださいね。
ざっくりとした予算 | 10,000円~ |
さあ、DTMをはじめよう
これでは、DTM必要な知識と機材はわかりましたね!
あとは、あなたが実際にDTMをして経験を積んでいけば、さまざまな楽曲が作れるようになります。
DTMは、ハマると気がつけば朝になってしまっているほど時間がすぎるのが早いです。
それだけ楽しいということですね!
また、DTMを始めるのに必要な機材について下記のページにてさらに詳しく解説してしまうので、もしよかったらぜひチェックしてみてくださいね。
ぜひ、一緒にDTMを楽しんでいきましょう!