Lenovoの大人気シリーズ、"ThinkPad"、”IedaPad”、"ThinkBook"シリーズはめちゃカッコいいですよね。
Lenoboのパソコンは、ビジネス用マシンのイメージがとても強いですが、DTM作業に向いているかを徹底検証してみたいと思います。
実際に私もLenovoのパソコンを持っているのでガチレビューです笑
DTMに必要な基本スペックとは?
では最初に、DTMをするのにどれだけパソコンスペックがあれば良いかを解説したいと思います。
DTMって、制作序盤と終盤では使うプラグイン数が全然違うので、サイトによって必要なパソコンスペックがバラバラなんです。
このサイトでは、制作終盤でもサクサク動くというところに焦点を当てて解説したいと思います。
スペックごとに詳細解説
CPU
CPUは、パソコンスペックの中でも特に重要で、人間でいえば頭脳であり心臓であると言えます。
現在は、Core i9を筆頭にとてもすばらしいCPUが開発されています。
では、どのCPUが良いか、実際に使っている人にどのくらい快適だったかをアンケートしてみました。
CPUの種類 | 快適さ | 「問題なし」と 答えた人の割合 |
Core i9 | とても快適 | 98% |
Core i7 | 快適 | 93% |
Core i5 | 大きな問題なし | 70% |
Core i3 | やや厳しい | 41% |
Celeron等 | かなり厳しい | 19% |
現段階で最強のCore i9は別格として、Core i7があれば全く問題なさそうですね。
もし予算が厳しければCore i5なら何とか大丈夫、、、といったところだと思われます。
Core i3以下はお勧めできません。
メモリ
メモリも、DTMにおいては重要なスペックとなります。
特にDTMにおいては、音源などを読み込むには一時的にメモリにおいて音を鳴らすタイプの音源が多いため、もちろんメモリが多ければ多いほど快適な作業や、多彩な音源を使えるようになります。
ここ最近発売されている一般的なパソコンでは、Coreシリーズが搭載されているなら、8GBほど積まれているいることが多いです。
8GBは、メモリ消費が大きなDTMにおいては十分とは言えないですが基本問題ないスペックと考えて良いでしょう。
推奨は16GB以上ではありますが、最初は8GBで、動作に支障が出始めてから16GBや32GBに増設・交換することも可能なので安心してくださいね。
ハードディスク
CPUやメモリほどではありませんが、ハードディスクも重要なスペックとなっています。
DTMにおけるハーディディスクの役割は2種類あります。
まず1つ目が、実際に制作したデータを保管する場所です。
レコーディングをしたり、作った楽曲をwaveデータとして保存したり、映像データなど、DTMで扱うデータはどれもとても大きなものとなっています。
作っても保存できなかったら泣くに泣けないですよね><
2つ目は、音源データを保管する場所です。
音源はハードディスクに保存するのですが、少し良い音源になってくると、シンセ音源などでも簡単に100GBを越えたりもします。
計算せずに良い音源を買ってどんどんインストールすると、気が付けば残りハードディスクの容量がほとんどないってことになってしまいます。
こういったことから、500GBでは心もとないので、可能であれば1TBは欲しいところです。
上級者であれば、2TBくらいはほしいかなと思います。
OS
OSは、Windows10 Homeの64bitが入っていれば全く問題はありません。
ほとんどがこれだと思うので、OS欄に”Windows10 Home 64bit”と書かれてありましたら安心してくださいね。
サイズ
パソコンには、デスクトップ型とノート型があります。
どちらが良いかは用途によってメリットデメリットがあるので、下記に詳しくまとめていますので、どちらにしようか決めていない方はチェックしてみてくださいね。
また、デスクトップ型には拡張性の高い大型パソコンと、コンパクトな小型パソコンに分かれます。
こちらは、拡張性を優先するか、省スペースを優先するかによって選んでくださいね。
ざっくりとした内容を一覧にまとめてみましたので、もしよかったら参考にしてみてくださいね。
PCの種類 | 作業の 快適さ |
おすすめ度 |
タワー型 | 快適 | ◎ |
ミニ・ミドルタワー型 | 快適 | ◎ |
スリム型 | 大きな問題なし | 〇 |
コンパクト型 | かなり厳しい | △ |
実際にDTMをしてみた
これでDTMに必要なスペックはほぼ理解できましたね!
推奨・最低・NGという3段階でまとめてみましたので、購入予定のパソコンと照らし合わせてぜひご確認くださいね。
推奨 スペック |
最低 スペック |
NG スペック |
|
CPU | Core i7 | Core i5 | Core i3以下 |
メモリ | 16~32GB | 8GB | 4GB |
ハードディスク | 2TB | 1TB | 500GB |
OS | Win 10 | Win 10 | Win 10 |
大きさ | デスクトップ | どれでも | どれでも |
私の手持ちのLenovoのノートは、もちろん推奨スペックを超えています(Core i7、メモリ8GB)。
実際に大量の音源を読み込んで作曲をしてみたところ、、、全く問題ありませんでした。
ピッチベンドやエクスプレションなどのコントロールチェンジ(CC)が激しく書かれているところはつったりする場面もありましたが、、、よっぽどのことがない限り大丈夫です。
ちなみに、読み込んだオーケストラ系の音源と使用した双方の一覧です。
実際に鳴らした曲も公開しておきますね。
Lenovoのパソコンなら、このくらいの音源を鳴らしてDTMをするには全く問題ないと思ってもらえればと思います。
十分DTMは成立していますね!
また、今回は歌ってみたのミックスなどは検証していないのですが、これだけのパワーがあればまず問題ないでしょう。
ぜひ皆さんの方でも検証してみてくださいね。
LenovoのPCで使えるおすすめDAWは?
DAWとは、実際に作曲やレコーディングを行ったりするDTM専用のソフトです。
今回検証に使ったThinkPadはWindowsなので、WindowsでおすすめのDAWを紹介したいと思います。
個人的にWindowsでおすすなのは、Cubaseの一択です。
初心者からプロまで幅広く使われていて、どのジャンルにも下手に特化されたシステムではないので、自分の思った通りの音楽を作り込むことができます。
悪く言えば、ダンス特化のDAWならダンス楽曲制作にのみ便利なツール等が用意されていたりするのですが、Cubaseには特にありません。
ですが、特に便利ということはないですが、普通に工夫すればどんなジャンルでもできてしまうので激押しです。
もちろん私もガンガン使っていますよ。
そしてCubaseには、制作レベルに合わせて3つのバージョンが用意されています。
詳細な内容は下記でチェックして、自分に合ったバージョンを選んでくださいね。
Cubase 11 elements |
Cubase 11 Artist |
Cubase 11 Pro |
|
対象 | 初心者 | 中級者 | 上級・プロ |
価格 | 1~1.5万 | 3~4万 | 5.5~6万 |
midiトラック数 | 64 | 無制限 | 無制限 |
オーディオトラック数 | 48 | 無制限 | 無制限 |
最大入出力 | 24 | 32 | 256 |
添付プラグイン数 | 少ない | 多い | とても多い |
価格チェック用
レノボのおすすめモデル
では最後に、レノボのサイトで見つけた、推奨スペックを満たしていてコスパが抜群に高いモデルを紹介したいと思います。
レノボのサイトに行って、このスペックをどれだけ満たしているか確認してみたのですが、ざっと見たところ、、、めちゃたくさんありました。
逆に多すぎて決めれないという人も多いと思うので、条件を満たしている中でおすすめモデルを探してみました。
ぜひ公式ページでもチェックしてみてくださいね。
おすすめノートパソコン
私が使っているノートパソコンがThinkPadなので、その地点でもうThinkPadはDTMに余裕で適している、、、という答えは出ていました笑
現行のThinkPadシリーズならどれを選んでも問題ありません。
ですが、ThinkpPadシリーズはかなり値段が高いので、、、今回はスペックを満たしている中で、10万円前後のパソコンでリサーチをかけてみました。
IdeaPadやYogaシリーズなど、コスパが高く高性能なパソコンがいくつかピックアップできましたよ!
下記でまとめてありますので、一度チェックしてみてくださいね。
みんさんがLenovoのパソコンで最高のDTMライフが送れることを祈っていますね。