DTMするならノートとデスクトップどちらが最適?【メリット・デメリット】

こんにちは。

SAKURAIです。

みなさんは、DTMをするには、デスクトップとノートとどちらを使っていますか?

作曲の仕事をしていると、生徒さんからどちらの方が良いか聞かれることがとても多いです。

もちろんどちらもパソコンなので、どちらでもDTMをすることは可能です。

今回は、デスクトップとノートの、それぞれのメリットとデメリットを詳しくまとめていくので、あなたの求める環境に最適なパソコンを選ぶお役に立てればと思います。

実際、どっちを使っている人が多い?

では、実際にどっちを使っている人が多いのでしょうか?

DTMユーザーにアンケートを取ってみました。

種類 スタイル 比率
windows デスクトップ 48%
ノート 24%
mac デスクトップ 18%
ノート 10%

かなりwindowsユーザーが多いようですね。

しかもほとんどがデスクトップです。

DTMは、windowsのデスクトップを使って作業している人が多いんですね。

メリットとデメリット

デスクトップのメリット

コスパが安い

最大のメリットは、ノートよりもコスパが高いところです。

同じスペックでノートとデスクトップを比べると、デスクトップの方が圧倒的に値段が安いです。

これは、ノートの方が冷却や小型化などの技術が必要であったり、さまざまな要因があるからだと言われています。

しかも、高性能になればなるほどノートのコスパは悪くなります。

また、デスクトップのコスパをさらに良くするコツがあります。

例えば、CPUなら最新のスペックではなく、ほんの少し型落ちして安くなったものを選べば値段は飛躍的に安く抑えることができます。

実際のところ、性能も体感できるほど違わないのでおすすめですよ。

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画面が広い

デスクトップは画面を別に選ぶことができるので、22~24インチかそれ以上の画面を選べばかなり快適に作業ができます。

また、最近のBTOパソコンなら良いグラフィックボードを積んでいるので、デュアルモニタを使えるものが多いです。

デュアルモニタとは、上記画像のようにパソコンモニタを2つ並べて使って、まるで1つの大きなモニタのように使えるできる形式のことです。

個別ウィンドウが多いDAWでは、この画面の広さで圧倒的に作業がしやすくなりますよ。

一旦デュアルモニタに慣れてしまうと、もう二度と元に戻せないくらいの便利さがありますよ。

高い拡張性

デスクトップには、ノートパソコンには無い高い拡張性を持っています。

その中で重要なのがPCIバス(PCI-Express)です。

これは、ハードディスクの追加や、音楽用インターフェースの追加など、多岐にわたる拡張機能ができるようになっています。

超高性能VSTプラグインは、このPCI-Expressを使ったものもありますよ。

また、ノートにはUSBポートは2~3個ほどですが、デスクトップには10個前後搭載されているものも多数あってものすごく便利です。

特にタワー型・ミニタワー型は拡張性が高く、スリム型はやや劣りますがノートよりは遥かに高いです。

また、マザーボードには「m.2」という速い速度で読み書きができる規格もあるのですが、これは小型ノートにも付いていることがある規格です。

なので拡張性の高いパソコンの方がおすすめとなります。

拡張性と快適さにについて一覧にまとめたので、こちらも参考にしてみてくださいね。

PCの種類 作業の
快適さ
拡張
おすすめ度
タワー型 快適
ミニタワー型 快適
スリム型 大きな問題なし
小型パソコン型 かなり厳しい ×

デスクトップのデメリット

設置スペースが大きい

デスクトップは、その拡張性からサイズが大きく、設置には多少のスペースの確保をしなければなりません。

さらに、ノートと違い、モニタと本体が別々になっているので2つの置き場が必要となります。

ですが、床に置くなどすればスペースの問題はかなり解消できると思いますので、購入前にはスペック表でサイズはしっかりと確認しておきましょう。

持ち運びができない

ノートは簡単にどこへでもすぐに動かすことができますが、デスクトップは動かさないことが前提となっております。

隣の部屋へ移すこともできません。

なので、スタジオや学校や、別の場所で作業する場合はノートパソコンを選ぶか、モバイル用にノートパソコンを新しく購入するかのどちらかになります。

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ノートのメリット

では次に、ノートパソコンのメリットについてまとめていきますね。

省スペース

ノートパソコンは本当にノートくらいの大きさなので、机の上にちょっとしたスペースがあれば設置スペースに全く困ることはありません。

デスクトップでいうと、キーボード+αくらいのスペースで使えてしまいます。

しかも、使い終わったら、別のところにおけば机の上に何も無い状態に戻すこともカンタンですね!

どこででも自宅と同じ環境がつくれる

ノートパソコン最大のメリットは、自宅と全く同じ環境を外でも再現できるところです。

最近の音源は、ほとんどがソフトウェアなので、オーディオインターフェースと一緒にカバンに入れて持っていけば完璧ですね、
(オーディオインターフェースがラックタイプなら、モバイル用のを買うのも良いですね。)

しかも、最近のノートはとても軽量なのでカバンに入れても全然負担になりません。

タッチパッドが使える

どのノートにも、タッチパッドと呼ばれる入力システムがあるので、マウスが無くてもパソコンを操作することができます。

これでDAWが操作ができるようになると、もうどんな場所でも作曲ができるようになります。

極端な話、電車の中でも作曲ができますね笑

ノートのデメリット

コストが高い

ノートパソコンにはメリットが大きい変わりに、コスパが高いと言う大きなデメリットがあります。

安いノートを買ってしまうと、DAWが重過ぎて快適な作業ができなかったりするので、ある程度以上のスペックが必要となります。

快適にDTMために必要なパソコンスペック

そのためには多少の出費は覚悟しなければなりませんが、うまくがんばれば10万くらいでDTMノートを使うことはできます。

こちらでもまとめていますので、興味があったらぜひ見てみてくださいね。

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画面が小さい

DTMは、ピアノロールやミキサー画面など、たくさんの画面を切り替えて使うことが多いのですが、ノートパソコンではちょっと画面が小さく感じます。

最近は17インチモニタのノートも出てきていますが、デスクトップに比べるとやはり狭いです。

ですが、解像度もかなり高くなってきていますので、13~14インチモニタでも気にならず使えると言う人は多いです。

もし慣れることができれば、ノートでも全然問題ないと思います。