DTMをするために必須なのが、"DAW"と呼ばれる音楽制作ソフトです。
打ち込みだけでなく、オーディオを編集したりできるので、作曲からレコーディング、ミックスまでできるスグレモノです。
このDAWは、全世界で見ると100種類以上もあるのですが、今回はおすすめできるフリーソフト(無料)や、超高性能な有料ソフトを紹介したいと思います。
厳選されたものだけあって、どのソフトも個性があってすばらしいです。
DTMerにとっては、良い時代になりましたね!
Studio One Prime
■作曲 :可
■録音 :可
■ミックス:可
■言語 :日本語対応
■価格 :無料
■メーカー:PreSonus
■対応OS:win mac
まず驚いたのが、このソフトが無償ということです、
しかも、他のお試しアプリのように1時間までといった制限も一切無い完全な無料ソフトです。
大きな規模の楽曲が作れる
オーディオとmidのトラック数は、フリーソフトながら無制限に使えます。
なので、弦楽器・管楽器・打楽器が入り乱れるオーケストラのように、パート数の多い楽曲でも問題なく作ることができます。
midi入力の精度も問題ないので、オーケストラだけでなく、バンドサウンドやデクノ系も問題なく作ることができますよ。
レコーディングも自由自在
オーディオインターフェースから入ってきた音を録音することができます。
なので、楽器や歌を録って、自分の楽曲と混ぜ合わせることもできます。
オーディオインターフェースにファンタム音源がついていたら、コンデンサーマイクを使ってのレコーディングも可能ですよ。
一気にクオリティが上がりそうですね!
動作が軽い
高機能の割にはソフトの使用感はかなり軽く感じました。
上位バージョンにアップブレードした場合はまだチェックできていませんが、フリーのStudio One Primeではサクサク動きます。
ノートパソコンでも大きな不具合無く使えると思います。
一点困ったことは、ソフトをダウンロードする前にアカウント作りをしないといけなかったり、使えるようになるまで少し面倒と言うことです。
ですが優秀なフリーソフトなので、ここだけはしっかりとクリアしておきましょう!
VSTプラグインが使えない
Studio One Primeには、メーカーであるPresonusが作った無料で使えるエフェクトなどが一式入っています。
そして音源も、シンセ系から生系までそれなりに入っており、一通りの楽曲製作はできるくらいではあります。
ですが、、、Studio One PrimeではVSTプラググインを追加することができません。
VSTは、音源やエフェクトの主流のプラグイン規格なので、クオリティの高い楽曲を作るには必須です。
もしVSTを使いたい場合、最上位のStudio One Professionalにアップグレードするか、アドオンを追加購入することで使えるようになるので、まずはフリーソフトで手になじんできたら、絶対に上位機種にアップグレードすることをオススメします。
音源が弱い
最大のネックは、無料版のStudio One Primeは最初に入っている音源の音質があまり良くないというところです。
もちろんピアノやギター、ベースやドラムをはじめ、シンセサイザーなどといった楽曲づくりに必要な音色は多数収録されているので楽曲の制作自体は普通にできますが、かなり心もとない感じは否めません。
もし、ある程度ちゃんと楽曲を作りたいという人は、最初からCubaseシリーズを使うことをおすすめします。
GarageBand
■作曲 :可
■録音 :可
■ミックス:可
■言語 :日本語対応
■価格 :無料(mac標準)
■メーカー:Apple
■対応OS:mac
このアプリはAppleからリリースされていて、macマシンにはデフォルトで入っていたりするので、とても有名なアプリです。
名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
一通り音源が入っている
ピアノからドラムまで一通りの音が入っているので、すぐに作曲活動を始めることができます。
しかもVSTプラグインも拡張できるので、無料ながらかなりクオリティの高い楽曲を作ることができます。
フリーソフトとしては、音源は最高レベルかもしれません。
キーボードを入力用鍵盤として使える
普段、文字などを打っているキーボードを、まるで鍵盤のように使うことができます。
画像のように、鍵盤とキーボードの対応一覧がでてくるので、入力用鍵盤がなくてもOKです。
ですが、楽器のように決して使いやすくは無いので、ゆくゆくは入力用鍵盤の購入も検討しておいてくださいね。
対応はmacのみ
このアプリはAppleが作っているので、ライバルのwindows版はリリースされていません。
macでwindowsのOSを使えるようにしたりしている割には、Logicを買収してwindowsでは一切新バージョンはリリースしないなど、あまり経営方針が好きでないので僕はGarageBandは一切使うつもりはありません。
ですが、ソフトとしては良くできているので、macを使っている人にはおすすめです。
Cubase
■作曲 :可
■録音 :可
■ミックス:可
■言語 :日本語対応
■価格 :有料
■メーカー:Stainberg
■対応OS:win mac
全てにおいて高性能なDAWが、この「Cubase」です。
windowsユーザーなら、もうこれ一択と言ってよいほどの完成度で、これ1つあれば何でもできてしまうことが特徴です。
ちなみに、私も「Cubase Pro」を使っていますよ。
国内シェアNo.1の信頼度
Cubaseは、国内シェアNo.1のDAWで、販売もYAMAHAが行っているので信頼度も抜群ですね!
圧倒的な安心感があります。
ちょっとしたトラブルがあっても、メーカーがすぐ対応してくれるだけでなく、ネットで検索すればすぐ見つかるほどユーザーが多いです。
全てにおいて高性能
Cubaseは、ココが優れている!というよりは、midiでの音符入力、オーディオ機能、レコーディング機能、全てにおいてトップクラスの性能を誇ります。
学校に1人くらいいるオールマイティーな生徒みたいなイメージですね笑
もちろんVSTプラグインも全てのバージョンで使えますし、デフォルトで入っている音源も十分使えるものばかりです。
また、ピッチ修正も可能なので、楽曲制作・編曲・レコーディング・ミックスまで何不自由なくトータルで行うことが可能です。
廉価版もあるので安心
DAWを別のものに変えるのって、極端ですが、日本語から英語をしゃべるほど慣れるまで時間がかかります。
なので、初心者の方でも、いずれ高性能DAWを使いたいと思っているなら、Cubaseの廉価版からスタートすることをおすすめします。
廉価版はかなり安割に超高性能なので便利ですよ。
Cubaseからはじめれば、今後DTMで困ることはほぼないでしょう。
Cubaseを購入するには?
Logic
■作曲 :可
■録音 :可
■ミックス:可
■言語 :日本語対応
■価格 :有料
■メーカー:Apple(emagic)
■対応OS:macのみ
Logicは、mac版のみでリリースされているDAWソフトです。
windowsが主流のDTM業界ではなかなかユーザーが上がっていませんが、ソフトとしてはとても優秀です。
作曲に一通りの機能が備わっている
このソフトも、Cubaseと同じくオールインワンで、ほぼ全ての音楽作業が可能となっています。
ややオーディオ編集がややこしいと言うところ以外は、作曲~ミックスまで、問題なく行うことができます。
音源やサンプルが多数
Logicを購入すると、ループサンプルや音源がたくさんついてくるのですが、もうこれだけで十分なクオリティが出せるんじゃないかと思えるほどのクオリティです。
しかも、初心者支援機能などもついているので便利ですよ。
90日間無料で使える
「Logicはとても高性能です」と言っても、いまいちピンと来ないですよね。
そういう人のために、Logicは90日間無料でお試しができるサービスがついています。
もし気になった人がいれば、一度お試ししてから購入するのもアリですね。
抜群のコスパ
すごい性能を誇るLogicですが、性能の割りに価格が安いことが特徴です。
以前は、廉価版のLogic Expressというものがあったのですが、現在はこの廉価版よりも最上位のLogic Proの方が安くなり、廉価版が消えていきました。
ものすごい価格破壊ですね笑
Amazonやサウンドハウスなどで手軽に買えればよいのですが、Appleなのでそうではないところが残念なところです。
せっかく高性能ソフトなのに、こういったところもユーザー離れしている理由だと思います。
Logicを購入するには?